この記事では中国の仮想通貨銘柄であるWanchainの特徴やICO情報、可能性について解説しています。
コンテンツ目次
Wanchainについて
Wanchainとは?
Wanchainは中国の仮想通貨銘柄です。
異なるブロックチェーンネットワーク間の接続を確立することと匿名的にスマートコントラクトの実行を可能にすることにより資産のクロスチェーン転送を実現させようとしています。
つまり、Wanchainは単なるクロスチェーンプラットフォームではなく、複数の資産間のトランザクションと相互接続を実行し、独立して動作できるブロックチェーンネットワークになります。
Wanchainは、ローン、金利、異なる銀行システムを相互に互換するための金融サービスプラットフォームを構築することで、この分野におけるブロックチェーン開発を加速させることを目指しています。
Wanchainを利用すると何ができるのか?
Wanchainを利用することで以下のような事が可能になります
・仮想通貨の交換
プライベートでのスマートコントラクトを利用することで複数種のトークンの交換(取引)をすることができます
・仮想通貨によるローン
クロスチェーンのスマートコントラクトの実行により、文書化や非効率化を排除して資産を貸し出しと負債を保持することが可能です(異なるトークン)
またプロセス全体を通じて資産の安全性と透明性を確保することが出来ます。
・仮想通貨による投資
スマートコントラクトによるクロスチェーン取引によって、さまざまな投資オプションを提供することができます
・仮想通貨によるクラウドファンディング
スマートコントラクトにより、ICOのプラットフォームとして利用可能です
WanchainのICO情報
・実施日:2017年9月6日〜20日まで
・ハードキャップ:1億700万トークン(総供給量:2億1千万トークン)
・レート:1ETH=750〜880WAN(早い方がレートが良い)
Wanchainトークン(WAN)の用途
WANトークンは、ワンチェーン取引とクロスチェーン取引の処理手数料に使用されます。
また、WANトークンはクロスチェーン取引を保証するための各ノードにデポジットとして使用し、プラットフォーム内での使用ごとにWanトークンの価値を高めます。
Wanchainの可能性について
似たような技術を開発している競合他社にはBlockNet、Polkadot、Rippleなどがあります。
しかし、Wanchainはリングシグネチャとワンタイムアドレスを使用してスマートコントラクトによる取引のプライバシー保護を実現しようとしています。
他の競合他社と違う点はここです。この点に関しては他の競合他社との差別化を図る事ができるでしょう。
また中国の銘柄である点にも着目しておきたいところです。
Wanchainが購入できる取引所
現時点、まだWANはどこの取引所にも上場していません。
しかし、同じく中国銘柄であるRPXのように最初に上場する取引所はおそらくKUcoinだと思われます。上場後、最も価格が下がった時点で購入できるように今のうちにアカウントを開設しておくことをおすすめします。
▶︎KUcoin公式サイト:https://www.kucoin.com
また以下の記事でKUcoinの登録方法や使い方などを詳細に説明していますので、よかったら参考にしてください。
